
1980年代初頭、ジャコ・パストリアスの日本公演に向けて用意された 4×15 の 408。当時の公演機材の1台が、長い経路を経て TacoSounds の収録室に届きました。ステージで鳴った当時のコンディションを保ったまま、IR へ写し取っています。
Acoustic™ Model 408 は、Acoustic Control Corporation の 4×15 旗艦ベース・キャビネットです。1970年代の生産、ツアー市場向けに供給された単体キャビとしては最大級のひとつ。物理的な空気移動を中心に組み立てられた低域音像が要求され、緻密にエンジニアリングされたタイトな低域応答よりも、まずベースの存在を量で感じさせることが優先された時代の規模感を体現しています。
15インチ・ドライバー4基を単一の大型筐体に収めた本機が返すのは、1970年代アリーナ・ベース・トーンに結びついた低域基音と物理的空気移動です。マルチ・ドライバーの小型設計に時代とともに取って代わられたフォーマットでありながら、本質的キャラクターにおいて代替を許してこなかった存在。当時の規範、すなわちベースを聴くだけでなく感じさせるという規範を、408 は今も保持しています。
本個体は当時のオリジナル 15インチ・スピーカー 4基をすべて保持しています。Acoustic 工場を出た時のボイシングの基盤となった構成です。オリジナル・ドライバーが完全に残った稼働状態の 408 は、現存数がきわめて少ない個体群に属します。
歴史的に意味のあるキャプチャー、Acoustic 旗艦ベース・リグを定義していた当時固有のトーン・シグネチャーを保存した IR です。本キャビネット自体の現存個体からは、年を追うごとにこのシグネチャーは取り出しにくくなっています。とりわけ持続する低音基音の領域では、位相を揃えて駆動する 4基の 15インチが、聴き手の足元の床を揺らします。IR の中では、聴き手の周囲の空気そのものをキャビが揺らします。
- 構成4×15 Flagship Format
- サイズ15"
- 型番Original Drivers
- 数量×4
— Available in 96kHz / 48kHz / 44.1kHz
Microphones Used









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