
212 BOGN V30は、BOGNER™の2×12クローズドバック・キャビネットをキャプチャーしたIR製品です。今回は2発が上下に並ぶ向きで収録。キャビ単体で鳴らしたときに音が左右へ均一に広がる置き方です。振動板の面積は同シリーズの4×12ストレート(412 BOGN-B)のちょうど半分。土台の重さは減り、4×12ほど低いところまでは伸びませんが、そのぶんアンプの音がそのまま出ます。残った低域は膨らまず輪郭がはっきり残るため、ベースやバスドラとぶつからず、ミックスで削る手間が減ります。
搭載されているのは、Celestion™ Vintage 30が2発。実機は2013年製の16Ω版(T3904A)です。Vintage 30は1986年、Marshall Studio 15コンボ用に開発されたモデル。60年代アルニコ(Celestion Blueなど)の質感をセラミック磁石で再現する狙いで設計され、粘りのあるアッパーミッドと締まった低域による密度の高いトーンが特徴です。2発をパラレルで結線してキャビネット全体は8Ω、耐入力は1発あたり60Wです。
キャプチャー信号は、API™ 512cマイクプリアンプを通して収録しました。512cは、オリジナルの2510/2520ディスクリート・オペアンプの系譜を直接受け継ぐモデルです。長年のコンソールワークで磨かれたAPIらしいキャラクターを備え、深く引き締まった低域、ノイズフロアの低さ、そして前へ抜けるパンチの効いたミッドレンジが特徴です。同じキャビネットのNeve VRバージョンは、より温かくヴィンテージ寄りの一台として、こちらと並べて選べます。
- SpeakerCelestion™ Vintage 30
- Model codeT3904A (16 Ω version)
- Power60 W per driver · 120 W total
- Impedance16 Ω each · 8 Ω cabinet
- Configuration2 × 12″ vertical, closed back
- Date code22CY — 22 March 2013


— Available in 96 kHz / 48 kHz / 44.1 kHz





Microphones Used
01 / ダイナミック
57IIISM57 Unidyne III
Shure™ SM57 Unidyne III をベースにしています
ロック史でもっとも多く使われてきたダイナミックマイク。タイトでパンチのあるミッドレンジが持ち味で、1960年代以降、ギターキャビのクローズマイクの定番となっています。
02 / ダイナミック
906e906
Sennheiser™ e906 をベースにしています
薄型ボディの現代的なダイナミックマイクで、グリルに密着させて設置できます。締まったミッドレンジにフォーカスし、位置決めも容易です。
03 / ダイナミック
M421MD421
Sennheiser™ MD421 をベースにしています
解像度の高いレスポンスと太い低域を備えた大型ダイナミックマイク。ギターキャビやタムの定番としてスタジオで広く使われています。
04 / リボン
R121R-121
Royer Labs™ R-121 をベースにしています
なめらかな周波数特性と自然な音の再現性を備えた、高品位リボンマイク。
05 / リボン
VR1
sE Electronics™ VR1 をベースにしています
温かくなめらかなローミッドを持つリボンマイク。耳につく硬さを抑え、ヴィンテージテープのような質感を加えます。





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